連歌は和歌を上の句と下の句にわけ、一座の人々が次
連歌は和歌を上の句と下の句にわけ、一座の人々が次々に連作して五十句?百句にまとめた共同作品であった。応仁のころ宗祇(1421~1502)が出て正風連歌を確立し、『新撰莵玖波集』を撰集し、弟子たちと『水無瀬三吟百韻』を詠んだ。一方これに対し、山崎宗鑑(1465~1553)がより自由な気風をもつ俳諧連歌を作り出し、『犬筑波集』を編集した。連歌は、これを職業とする連歌師が各地を遍歴し普及につとめたので、地方の大名や武士だけでなく、民衆の間でも愛好されて流行した。
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