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随心学
しかし、市場経済の国際化による南北格差の拡大のいう事態にあって、先進国世界と開発途上国世界はますます亀裂を深め、どちらからも「国連の限界」が指摘されているのも事実である。また、国連は財政危機にあえいでいる。2000年9月現在で分担金を滞納しているのは23カ国、最大の滞納国はアメリカであり、全体の滞納額の三分の二に近い。それは今日の国連活動に対するアメリカの強い不満の現れであるが、アメリカにとって環境?南北問題?軍縮などの国連の取り組みが「アメリカの自由」「アメリカの正義」を拘束するものと考えているからで